医療法人医誠会 介護老人保健施設 エスペラル

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エスペラルのリハビリ実績 デイケア(通所リハビリテーション)

デイケア(通所リハビリテーション)のリハビリ実績

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エスペラルのリハビリ実績エスペラルでは起き上がりや、立ち上がり、歩行などの基本動作から食事、トイレ、着替え、入浴といった日常生活動作のリハビリテーションを行っています。

日々のリハビリテーションの効果をバーセルインデックス Barthel Index:以下BIを用いて紹介します。

バーセルインデックス(BI)とは

食事、トイレ、入浴などのADL(日常生活動作)の評価法の一つ。身辺動作と移動動作の全10項目(「食事」「移乗」「整容」「トイレ動作」「入浴」「歩行」「階段」「着替え」「排便コントロール」「排尿コントロール」)について、各項目を評価します。点数が高いほど、ADLが自立していることを表します。

BIによるリハビリ効果の判定

方法 バーセルインデックス(BI)
対象 2021年7月と2021年10月にBIの採点を行った通所利用者全て
対象者数 170名
(内訳:E東淀川27名、E井高野11名、E摂津31名、E東春26名、E東舞鶴41名、E近江八幡34名)

BI点数変化の割合(%)

改善例

エスペラル東淀川 2021年7月 80点 ⇒ 2021年10月 80点

転倒による骨折にて左上腕骨に人工骨頭を挿入されました。利用開始時は、左肩に疼痛が強く、腕の挙上は20~30度程度。まずは洗顔動作ができるようになることを目標に介入しました。疼痛を出さないよう介助運動から始め、実用的な動作練習やオーバーユース防止の指導を行いました。現在は、80~100度まで腕が上がるようになり、洗顔も行えるようになりました。次の目標として洗濯物を干せるようになることを目指してリハビリを継続しています。

エスペラル井高野 2021年7月 100点 ⇒ 2021年10月 100点

8年前に利用を開始されてから、徐々に歩行や日常生活が改善され、要介護2から要支援2へ変更になった方です。リハビリ時は、パワーリハビリ機器を用いた運動を実施し、さらに自主トレーニングにも励まれました。歩行時にふらつきや膝折れがありましたが、自主トレーニングを行うようになってから、ふらつきが軽減し筋力も向上しました。デイ利用時は、レクリエーション参加や他利用者とのコミュニケーションを積極的にとられ、長期に在宅生活を継続することができています。

エスペラル摂津 2021年7月 80点 ⇒ 2021年10月 80点

脊柱のオペ後、40分間以上の連続歩行や立位保持を行うと腰や下肢に痛みが出現していました。自主トレーニングや歩行動作指導により、筋力・持久力向上と痛みの軽減がみられ、一人で外出できるようになりました。元々多趣味な方であった為、自信がついたことで「陶芸できるように頑張る」「趣味教室に出かけたい」などの前向きな発言が聞かれています。

エスペラル東舞鶴 2021年7月 85点 ⇒ 2021年10月 85点

小脳梗塞により協調運動障害が出現し、基本動作能力の改善を目的に利用開始となりました。下肢筋力強化運動、協調動作練習、立位バランス練習を実施しました。利用開始時はシルバーカーを使用して移動していましたが、現在は独歩が可能となり、荷物を入れた買い物袋を持ち、見守りで100m程歩行可能となりました。本人様は「これで買い物に行って荷物が運べる」と喜ばれ、ご家族様からは「最近は家の事を積極的にしてくれるようになった」と喜んで頂けています。

エスペラル近江八幡 2021年5月 45点 ⇒ 2021年8月 80点

身の周り動作の介助量軽減、立位・歩行能力の向上、生活活動範囲の拡大を目標に利用開始となりました。利用当初はベッド上中心の生活で、移動は車椅子でした。リハビリで積極的に運動を行うことで筋力が向上し、下肢の支持性も向上しました。現在、施設内は自動ブレーキ付歩行器、自宅内は杖で移動できるようになりました。家族付き添いで屋外歩行も出来るようになり、活動範囲が拡大しました。

エスペラル井高野 2021年5月 55点 ⇒ 2021年8月 65点

くも膜下出血術後に自宅退院され、自分のことは、できるだけ自分でしたいとのことで利用開始となりました。筋力増強訓練や床上動作、歩行訓練など、自宅での生活を意識した訓練を実施しました。最初は、訓練への集中が続かず、発言も場に合わないことがあり、動作手順が覚えられなかったのですが、繰り返し練習したことで床上動作ができるようになりました。現在は、杖歩行練習を行っており、徐々に安定して動作することができるようになっています。

エスペラル東舞鶴 2021年5月 40点 ⇒ 2021年8月 45点

進行性核上性麻痺の診断を受け、移乗・階段昇降(自宅の出入りで必要)動作の介助量軽減を目的に利用となりました。下肢・体幹の運動や階段昇降の手順を繰り返し練習したことで、利用開始時は、介助者2名で全介助であった階段昇降が、現在は介助者1名で一部介助にて可能となりました。外出する際、介助が楽になったとご家族様からご報告頂きました。

エスペラル摂津 2021年5月 80点 ⇒ 2021年8月 80点

解離性大動脈瘤術後に病前のように元気に過ごしたいと希望があり利用開始となりました。病前は、就労し家事も行っていましたが、利用開始時は何をするにも不安が強く、自信がない様子でした。リハビリ介入による全身持久力の向上に伴い、屋外歩行の頻度が増え、夫と散歩することが出来るようになりました。また、自宅玄関前の階段昇降についても恐怖心なく行えるようになっています。出来ることが増え、前向きな発言も聞かれるようになりました。

エスペラル東春 2021年3月 45点 ⇒ 2021年6月 55点

トイレでの排泄動作の獲得・外出により他者との交流の機会を設ける事を目的に利用開始。
利用当初に比べて、便座への移乗介助量が軽減し、かつ便意のコントロールができるようになりました。最初は引っ込み思案な様子がみられましたが、今ではデイケアの利用自体を楽しみにされ、リハビリにも意欲的に取り組まれています。

エスペラル東舞鶴 2021年3月 75点 ⇒ 2021年6月 80点

腰椎圧迫骨折にて入院となり、退院後、移動能力の維持・向上を目的に利用開始。下肢の支持性向上と車椅子操作の向上により、移乗動作が自立となりました。最初の頃は、悲観や責任転嫁などネガティブな発言が多く聞かれましたが、身体機能の向上に伴って自己効力感が向上し「大きいお風呂で入れるかな」と自信を口にされ、機械浴から一般浴へ変更できました。ポジティブな発言が多く、自主トレーニングにも積極的に取り組まれています。

エスペラル近江八幡 2021年3月 80点 ⇒ 2021年6月 80点

右上肢の機能回復・使用機会の増大を目的に利用開始。既往にパーキンソン病がある方で、自宅で転倒後から上肢の痺れが出現し、右手のつまみや巧緻動作が不自由となり、日常生活での右手の使用頻度が減ってしまいました。リハビリでは日常動作を意識した手指の筋力増強や巧緻動作練習を行いました。徐々に自宅での使用頻度が増え、「右手が使えるようになってきている」と、ご本人様から報告を頂いています。

エスペラル東淀川 2021年3月 40点 ⇒ 2021年6月 40点

2003年にパーキンソン病の診断を受け、運動と嚥下機能の改善を目的に2016年から利用開始。今年の4月に言語療法の強い希望があり、週2回の言語訓練を開始。口腔粗大運動と文章の呼称を行い、声量の増加・発話明瞭度の改善がみられました。言語療法により、日常的な発語・発話の質が向上し、他の利用者様と活発に交流される様子がみられます。

エスペラル東春 2020年12月 60点 ⇒ 2021年3月 90点

アテローム血栓性脳梗塞で病院を退院後当施設に入所された70代男性。当施設から自宅退所し、デイケアを継続利用。入所当初は歩行 不安定につき車椅子での移動を余儀なくされており、さらに、更衣、排泄、階段昇降も常に見守りが必要な状態であった。現在はピックアッ プ歩行器を使用して歩行、その他ADL全てが自立している。

エスペラル東舞鶴 2020年12月 90点 ⇒ 2021年3月 90点

身体機能の維持・向上を目的に利用開始。目標は食事動作時に左手でお茶碗を持てること。左手指の巧緻性向上、手内在筋の筋緊張緩 和、把握力向上に伴い、食事時にお茶碗を持って食事をすることが可能となった。リハビリ意欲的が高く、左手内在筋のストレッチ等を自宅 でも行えている。

エスペラル井高野 2020年12月 95点 ⇒ 2021年3月 95点

脳出血の後遺症により数字・時計・計算が難しく奥様より希望があり利用開始となった。言語療法を中心にフリートークでの表出訓練と計算課題を実施した。訓練時は、言葉が出るまでゆっくり待ち、会話を引き出せるようにした。現在では、数字の認識や操作は誤りが少なくなり、奥様からも家で良く声が出るようになったと喜ばれている。デイケア利用時もデイスタッフとの会話が増え、冗談を言えるようになっておりコミュニケーションを取る機会が増えた。

エスペラル東淀川 2020年12月 75点 ⇒ 2021年3月 75点

自転車で買い物をするような活動的な生活を送っていたが、橋梗塞を発症後病院を経て、デイケアを利用開始。恐怖心が強く閉じこもりの生活であった。リハビリの継続で、筋力・体力の向上がみられた。また身体能力の共有と外出時の注意点や工夫を伝えることで自信がつ き、兄の付き添いの下、杖歩行で買い物に行けるようになった。

エスペラル東淀川 2020年10月 80点 ⇒ 2021年1月 90点

体調不良をきっかけに「自分で出来ることはしていかないと」と、利用者様の思いに変化が見られた。利用者様の生活状況を再調査し、「スーパーまで買い物に行く為に20分間歩けるようになる」という目標に向かって、積極的にリハビリに取り組まれるようになった。筋力・持久力の向上、立位耐久性の向上を認め、買い物や家事が行えるようになった。

エスペラル東舞鶴 2020年10月 55点 ⇒ 2021年1月 60点

ご家族様の介護負担軽減を目的に利用開始となった。下肢筋力が向上したことで自宅内の移動手段を、車いすから歩行器へ移行する ことができた。介助量が軽減したことで、ご家族様・ケアマネにも喜んで頂けました。「春になったら歩行器で外に出て家族で桜を見たい」 という新たな目標に向かって頑張っておられる。

エスペラル井高野 2020年10月 95点 ⇒ 2021年1月 95点

第11・12胸椎圧迫骨折を受傷後、利用開始となりました。利用開始時はシルバーカー歩行時に、腰痛・ふらつき・持久性の低下を認めた。また入浴時の洗髪動作で介助が必要でした。体幹・下肢の筋力増強訓練を中心に実施し、腰痛に関しては自宅でもできるストレッチを 指導した。現在は、腰痛は軽減し、歩行はシルバーカーから独歩自立となった。また洗髪動作も自己にて行えるようになった。

エスペラル近江八幡 2020年10月 20点 ⇒ 2021年1月 20点

利用開始時は、起立動作がなんとか行えるレベルで、膝折れがみられ、上肢の支持に頼っている状態でした。リハビリにて下肢の支持性向上や立位バランス能力の向上がみられ、現在は、歩行器歩行が軽介助にて行えるようになった。デイケアの利用を継続している事で、運動の機会をしっかり確保することが出来ている。

エスペラル東舞鶴 2020年7月 85点 ⇒ 2020年10月 90点

腰椎圧迫骨折を受傷後、リハビリと社会参加を目的に利用開始(週2回)。自宅での生活を送っていると腰痛が再燃し、階段昇降が全介助レベルまで低下した。自宅でも行えるストレッチ・運動・生活動作を指導した。それにより腰痛が改善し、階段昇降が一部介助で行えるようになった。

エスペラル摂津 2020年7月 85点 ⇒ 2020年10月 85点

独居の為、活動量・社会性の維持・拡大を目的に利用開始。利用当初は、自宅内はシルバーカーを使用し移動していた。セラピストとのリハビリに加え、余暇時間にはマシントレーニングにも熱心に取り組まれた。その結果、現在は自宅内の移動が独歩で行えるようになった。

エスペラル井高野 2020年7月 50点 ⇒ 2020年10月 50点

家族の介護負担の軽減・入浴目的で利用開始。筋力・持久力の低下があり、移動は車いす全介助、端坐位も困難な状態だった。リハビリを実施していく中で、端坐位が見守りレベルとなった。徐々に立位保持・立ち上がり動作も介助量が軽減している。更に、自宅内を短距離でも歩行できる事を目標に、リハビリを継続している。

エスペラル近江八幡 2020年7月 100点 ⇒ 2020年10月 100点

歩行時(独歩)の躓き軽減、転倒防止を目的に利用開始。リハビリでストレッチ、関節可動域運動、筋力トレーニングを実施した。屋外歩行時の躓きが減少し、自宅生活や趣味のグランドゴルフを行う際の転倒がなくなった。本人・ご家族様から「デイケアでリハビリをしたから躓かなくなった」と喜んで頂いた。

エスペラル東淀川 2020年4月 70点 ⇒ 2020年7月 75点

独居生活。下肢筋力低下が著明で膝折れにより自宅で転倒を繰り返していた。マシントレーニング、歩行練習、自主トレーニングにより、筋力向上がみられ、自宅での転倒はなくなった。さらにデイフロアでの移動や外出時の移動が、車椅子から歩行器へレベルアップできた。

エスペラル東春 2020年4月 85点 ⇒ 2020年7月 95点

大腿骨頸部骨折でOPEされた方が、徐々に疼痛が増悪。それにより歩行能力が低下。状態評価にてOPE部のカットアウトの可能性が示唆され、本人・家族・ケアマネに説明。受診したところカットアウトが判明。再度OPE対応となり、現在は疼痛もなくなり、シルバーカーにて移動が可能となった。

エスペラル井高野 調査対象期間のでBIの点数は変化なし (利用開始時 45点 ⇒ 60点)

日中独居になる為、排泄動作が一人で出来るようなって欲しいという希望にて利用開始。利用当所はオムツ、デイフロア移動車椅子、階段要介助レベルであったが、現在は、排泄動作自立、フロア内移動はシルバーカーにて自立、階段見守りレベル。家族・ケアマネと密に情報共有を行い、自宅での動作レベルの変更も適宜実施でき、家族にも喜ばれている。

エスペラル摂津 BI の点数は変化なし

利用7年目。行きたい飲食店に階段がある為、階段が見守りで出来るようになりたいと希望。リハビリ会議開催し、本人・家族・コメディカルの共通目標として取り組み開始。当初は耐久性、安定性の低下、下肢の振出しに介助要す状態であったが、現在は見守りで可能となり、希望の飲食店に行くことが出来るようになった。